奴行列と加賀友禅のコラボが花添える(平成29年度)

更新日:2019年01月10日

~五重塔まつり、厳かに華やかに~

滝谷町奴保存会による勇壮な奴行列で、まつりの雰囲気が最高潮に達している写真

滝谷町奴保存会による勇壮な奴行列で、まつりの雰囲気は最高潮に達する

五重塔前で厳かに営まれた慶讃法要をしている写真

五重塔前で厳かに営まれた慶讃法要

加賀友禅を着飾った加賀友禅大使の写真

加賀友禅を着飾った加賀友禅大使も駆け付け、まつりに花を添える

 5月7日、第13回五重塔まつりが妙成寺で開催されました。

 五重塔前では慶讃法要が営まれ、僧侶ら約20人が参列し、東日本大震災の復興祈願も行われました。

 境内では、羽咋市太鼓連盟協会が恒例の太鼓演舞を披露。本堂内では、“玉川同門会”が能楽を奉納し、小唄“篠の会”による小唄・笛のほか、“羽咋こどもこと教室”による琴の演奏も行われ、たくさんの人が聞き入っていました。

 今回の目玉は“加賀友禅”とのコラボレーション。まつりの締めくくりに行われた伝統の奴行列では、ミス加賀友禅の2人を籠に乗せ、奴たちが勇壮に練り歩いて観衆を沸かせました。籠から2人が姿を見せると、写真家たちはその美しい出で立ちにしきりにシャッターを切っていました。

 加賀友禅技術保存会の中町博志会長と加賀友禅作家の二代由水十久氏の2人によるトークショーも行われ、中町会長が「美しく、歴史ある妙成寺を中心に加賀友禅を発信することで、能登全域への波及につながると信じている」と述べ、華やかな五重塔まつりと美しい加賀友禅の融合による相乗効果に期待を寄せました。

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