マラソン日本一周の絆、羽咋市と徳之島結ぶ(平成28年度)

3月22日、鹿児島県徳之島の天城町北中.3年生、浅野奈々香さんが市役所を訪れ、山辺市長と対談しました。 同校では、全校生徒100人が校内ランニングを実施し、全校生徒で走った距離を日本の海岸線に換算して日本一周を成し遂げ、そのゴール地が羽咋市の千里浜海岸でした。前期生徒会長を務めた浅野さんがこの取り組みの発案者であり、「ぜひ、千里浜海岸に行ってみたい」との本人の希望から今回、山辺市長との対談が実現しました。

浅野さんは「高校入試前のぎりぎりに達成することができました。どうしても千里浜の海を見たいと思いました」と語り、山辺市長が「末永いお付き合いをしていきたい」と歓迎しました。

北山教育長が「羽咋で見たことを持ち帰って紹介していただければ、うれしい」と話し、観光協会の山本会長は「羽咋のことを知ってもらえる。今後の交流が楽しみ」と述べ、これからの同校との交流に期待を寄せました。

全校生徒と日本一周を成し遂げ、“千里浜にどうしても行ってみたい”との熱い思いが叶った浅野さんからは、充実した笑みがこぼれていました。

なお、2月に、この取り組みがきっかけで羽咋市観光協会が、同校に記念品として千里浜海岸の砂や観光グッズを送り、返礼品として、同校から観光協会へはトライアスロンのポスターやキャップ、Tシャツなどが届いています。