滝地区農地再生モデルプロジェクトが始動(平成27年度)
更新日:2019年01月10日
滝地区耕作放棄地解消を目指す
全国で初の農地再生モデルプロジェクトを始動!
5月29日、滝ロードパーク(滝町)で滝地区農地再生モデルプロジェクトの開始式が行われました。
プロジェクトは県、市、JA、地元農家などの関係者が連携して方針を決定。大規模なほ場整備と太陽光発電設備を設置することで、滝地区の耕作放棄地解消を目指していくものです。
具体的には、耕作放棄地約50ヘクタールを集積し、担い手の企業としてJAアグリはくいが農業に参入します。
また、県と県内金融機関が共同で出資した「いしかわ農業参入支援ファンド」を活用することで、農業経営が支援されます。全国初の取組みとして一部の耕作放棄地は太陽光発電用地としても活用し、売電収入により経営の下支えがされます。
開始式で、谷本知事は「滝地区は能登の里山里海の玄関口に位置するため、景観面からも非常に重要な取組みとなります。さまざまな施策を総動員した石川型の農地再生モデルとして全国に発信していきたい」とあいさつしました。山辺市長は「滝地区の耕作放棄地の解消は長年の課題でした。農地再生モデルとして始動することに感謝したい。これから農業が復活し、風光明媚な景観を取り戻すことができます」と感謝と期待の思いを述べました。
滝地区農地再生モデルプロジェクトの概要
1 県営ほ場整備事業
- 事業実施主体:石川県
- 受益面積:44ヘクタール
- 総事業費:11億円
- 工期:平成26年~平成29年
2 太陽光発電事業
- 事業実施主体:株式会社JAアグリはくい
- 用地面積:3.2ヘクタール
- 設備容量 2,000キロワット
- 発電開始:平成28年4月(予定)
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