菅池の箕づくり

菅池の箕づくり(すがいけのみづくり)

 
菅池の箕づくり

 
種別:市指定無形文化財
所在地:菅池町
所有者:北原国夫
指定日:昭和50年8月8日
 

菅池町の箕づくりの技法は、寿永2年(1183)倶利伽羅(くりから)合戦に敗れて土着した平家の落人(おちうど)によってもたらされたと伝える。文献上の初見は元禄7年(1694)『農耕之外所作(しょさ)有之村々寄帳』(岡部文書)で、安永7年(1778)の『羽咋・鹿島郡産物之様子書上申帳』には「箕出来九千枚程 菅池中」とある。
明治~大正期の最盛期には、年間3~5万枚を生産し、主に北海道方面へ出荷した。

更新日:2019年11月28日