羽咋で初のeスポーツイベントを開催

更新日:2022年05月08日

eスポーツ×介護予防

5月6日、7日に市老人福祉センターで、市社会福祉協議会主催(協力:NTT西日本 北陸支店)の

「eスポーツを楽しむ2日間」が開催されました。

eスポーツとは、エレクトロニック(Electronic Sports)の略で、ビデオゲームや電子機器を使ったスポーツ競技や娯楽として楽しまれており、国内外で競技人口が年々増えています。eスポーツは若者だけではなく、近年では、介護予防の分野や世代間交流事業でも導入が進められ、さらに裾野を広げています。

初日は「シニアのゲーム体験」で高齢者による太鼓の達人やCARレースゲーム、パズルゲームなどの体験会が実施され、2日目は、「ゲームを通じた世代間交流」として、小学生の参加から中学生や高校生などの若者と高齢者などが世代を超えたeスポーツ体験を通じて、交流を深めました。2日間の開催で120人余りが参加し、幅広い交流はeスポーツの新たな可能性を示しました。

参加者からは、「頭や体を使うゲームで楽しかった」や「若い人との交流は楽しいし、外出するきっかけになっていい。また定期的に開催してほしい」、「世代が異なっても一緒に楽しめるということがわかって良かった」などの声が聞かれました。

また、同会場内には、金沢大学によるコーナーも設けられました。VR(仮想現実)ゲームを利用した反射神経や運動機能の測定のほか、eスポーツがフレイル(心身の機能低下状態)予防に役立つか、認知機能テストで測定するなど、eスポーツの介護分野への有効性の評価が進められています。

2024年夏にJR羽咋駅周辺に開業予定の賑わい交流拠点施設内でも多様な世代がまざりあうシェアスペースとして、eスポーツが楽しめるスペースを設ける計画です。

羽咋市内でのeスポーツの普及が今後も広がっていきます。

 

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